日本語・日本文化
麻雀の誕生
大谷通順 著
多くの人を魅了してやまない麻雀。こんな複雑なゲーム、いったい誰が考えたのだろう……。そんなことを一度でも思ってみたことがある人におすすめする、(おそらくは)本邦初の学術的な麻雀本。
明治改暦―「時」の文明開化
岡田芳朗 著
「文明開化」という近代国家形成の過程で、千年以上も継続してきた太陰太陽暦を廃止し、新しい「時」のシステムの導入を行なった「時の大変革」とは?――暦学の泰斗による迫真の論考。
『「山月記」はなぜ国民教材となったのか』
佐野幹 著
李徴に「欠けるところ」とは、本当に「人間性の欠如」だったのだろうか? 中島敦「山月記」が国民教材に登り詰めるまでの知られざるドラマを、「きわめてスリリング」に描く。
『古代日本と古代朝鮮の文字文化交流』
国立歴史民俗博物館、平川南 編
日本人はどうやって文字を手に入れた? 韓国の地中から発見された資料がその謎を解く! 日韓の研究者12名による、バラエティに富んだ報告。気になる章からお読みください。