当館では、『大漢和辞典』を始めとする漢和辞典を発行する大修館書店が、漢字や漢詩・漢文などに関するさまざまな情報を提供していきます。

読み物

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漢文世界のいきものたち NEW

宋代の猫

前回は唐代の文学に登場する猫が「不仁」のものとされていたというお話をいたしました。その代表的な作品として韓愈「猫相乳」を紹介したのですが、宋代には司馬光(一〇一九年から一〇八六年)が「猫虪伝」を書いて韓愈「猫相乳」を批判しています。「猫虪伝」とは司馬...

漢文世界のいきものたち NEW

唐・韓愈「猫相乳」

今回は主に唐代の作品の中から猫のイメージを探ってみたいと思います。まず韓愈(七六八年から八二四年)の書いた「猫相乳」という文章の前半を見てみましょう。司徒北平王(馬燧[ばすい]、七二六年から七九五年)という人物は、若き韓愈を経済的に支援してくれた恩人で...

漢字の来た道 NEW

 ◇PartⅤ青銅器銘文に記された殷周史―利𣪘銘文と殷周革命― 高久由美 「酒池肉林」の故事で知られる殷王朝最後の紂王が、周の武王発に討たれた殷周革命。今回はその故事にまつわる銘文を持つ青銅器・利𣪘(りき)をとりあげて、一つの青銅器に記された殷周史の...

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『三国志演義』から中国人を読み解く画期的な総合事典 NEW

二松学舎大学教授の伊藤晋太郎先生に、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 渡邉義浩氏と仙石知子氏による『三国志演義事典』が間もなく刊行される。これまで『三国志演義...

『三国志事典』には渡邉義浩の世界知がつまっている NEW

青山学院大学名誉教授の大上正美先生に、『三国志事典』(渡邉義浩著、2017年)をご紹介いただきました。 十九世紀初頭にはじめての著書を公刊したヘーゲルは、長谷川宏によれば、哲学博士の肩書をあえて「世界知の博士」と記したそうである。専門化が極端に進行し...

演義と正史を往還する事典 NEW

東京国立博物館主任研究員の市元塁さんに、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 近年の技術革新は表現媒体の多様化をうながし、これと相呼応して物事に対する関わり方も多...