当館では、『大漢和辞典』を始めとする漢和辞典を発行する大修館書店が、漢字や漢詩・漢文などに関するさまざまな情報を提供していきます。

読み物

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漢詩漢文こんにゃく問答 NEW

#18 文化の伝播と漢詩漢文

松原朗さま#17、拝読いたしました。貴翰のなかほどまで読み進むと、「この辺になると、川合さんとの間に少しだけ意見の違いがあるように思えてきます」とありますが、ならば「この辺」に至る前には「意見の違い」はないかのようです(笑)。実はのっけから違和感を覚え...

漢詩漢文こんにゃく問答 NEW

#17 漢詩文を読むとはどういう行為か

川合様川合さんが仰るように「中国から学んだテーマ・モチーフを日本は研ぎ澄ませてまるで日本の文化そのものであるかのように仕立て直してしまう」のは、その通りのことだと思います。こうして日本は、独自の文化を持つ国となった。川合さんが挙げた西行の「月見ばと契...

漢詩漢文こんにゃく問答 NEW

#16 文字の力・文化の力

松原朗さま#15「風景は文化か」を拝読し、深く共感いたしました。わたしたちの前に広がっている外の世界、それは以前からそこに存在していたものではなく、わたしたち自身が感覚と認識の働きに由って「風景」として捉えたもの――そのように考える共通の基盤に立つことが...

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『三国志演義』から中国人を読み解く画期的な総合事典 NEW

二松学舎大学教授の伊藤晋太郎先生に、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 渡邉義浩氏と仙石知子氏による『三国志演義事典』が間もなく刊行される。これまで『三国志演義...

『三国志事典』には渡邉義浩の世界知がつまっている NEW

青山学院大学名誉教授の大上正美先生に、『三国志事典』(渡邉義浩著、2017年)をご紹介いただきました。 十九世紀初頭にはじめての著書を公刊したヘーゲルは、長谷川宏によれば、哲学博士の肩書をあえて「世界知の博士」と記したそうである。専門化が極端に進行し...

演義と正史を往還する事典 NEW

東京国立博物館主任研究員の市元塁さんに、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 近年の技術革新は表現媒体の多様化をうながし、これと相呼応して物事に対する関わり方も多...