当館では、『大漢和辞典』を始めとする漢和辞典を発行する大修館書店が、漢字や漢詩・漢文などに関するさまざまな情報を提供していきます。

読み物

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漢文世界のいきものたち NEW

『荘子』大きな動物たち

前回、魚が竜門という激流を登りきると竜になれるという「登竜門」のお話をしました。では、チャレンジしたけれど登り切れなかった魚はどうなるのでしょうか。実は中唐・白居易(七七二年から八四六年)に、竜門で挫折した魚を描く「点額魚」という詩があります。短い作...

漢文世界のいきものたち NEW

登竜門 魚も猫も竜になる

今回は「登竜門」という故事成語から、様々なものが竜に変化するお話を紹介したいと思います。「登竜門」を書き下すと「竜門を登る」となります。竜門というのは激流で知られる黄河流域(山西省と陝西省の間)の地名です。『後漢書』の李膺[りよう]の伝記(巻六一「党錮...

漢文世界のいきものたち NEW

轍鮒の急 空を飛ぶ魚たち

「轍鮒[てっぷ]」または「轍鮒の急」という言葉があります。「轍鮒」は困って助けを求めている人のこと、「轍鮒の急」は助けを求めざるを得ない切迫した危機を言います。これは『荘子』雑篇の「外物」に見える例え話から生まれてきた言葉です。貧しかった荘子は、あると...

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『三国志演義』から中国人を読み解く画期的な総合事典 NEW

二松学舎大学教授の伊藤晋太郎先生に、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 渡邉義浩氏と仙石知子氏による『三国志演義事典』が間もなく刊行される。これまで『三国志演義...

『三国志事典』には渡邉義浩の世界知がつまっている NEW

青山学院大学名誉教授の大上正美先生に、『三国志事典』(渡邉義浩著、2017年)をご紹介いただきました。 十九世紀初頭にはじめての著書を公刊したヘーゲルは、長谷川宏によれば、哲学博士の肩書をあえて「世界知の博士」と記したそうである。専門化が極端に進行し...

演義と正史を往還する事典 NEW

東京国立博物館主任研究員の市元塁さんに、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 近年の技術革新は表現媒体の多様化をうながし、これと相呼応して物事に対する関わり方も多...