当館では、『大漢和辞典』を始めとする漢和辞典を発行する大修館書店が、漢字や漢詩・漢文などに関するさまざまな情報を提供していきます。

読み物

連載記事 記事一覧へ

医学をめぐる漢字の不思議 NEW

「膵」になるまでの試行錯誤

「膵臓」の「膵」がいわゆる国字、日本製の字であることをご存じの方もいるかもしれない。杉田玄白や前野良沢らの手による『解体新書』から20年あまりたって、宇田川榛斎が『医範提綱』の中で使い始めた個人文字が、医師の間で使われるようになり、一般に広まっていった...

漢字の来た道 NEW

 ◇PartⅡ文字としての甲骨文            ──文字を通して見る殷人の世界── 高久由美   今回は、「日・月・年」という時に関する身近な漢字を例にして、甲骨文字とはどのような文字なのか、占いの実例を見ながら解説する。いずれも甲骨文の時代から現代まで...

偏愛的漢詩電子帖 NEW

故郷 今夜 千里を思う、霜鬢 明朝 又た一年       ――高適「除夜の作」

今年も年の瀬が近づいてきた。新暦であれ旧暦であれ、一年の終わりは時間の流れに思いをいたす節目ではある。おおみそかをあらわすには、中国では「除夜」のほかに、「除夕[じょせき]」という言葉もよく使われる。「除夜」「除夕」の「除」とは、どんな意味なのだろう。...

特別記事記事一覧へ

『三国志演義』から中国人を読み解く画期的な総合事典 NEW

二松学舎大学教授の伊藤晋太郎先生に、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 渡邉義浩氏と仙石知子氏による『三国志演義事典』が間もなく刊行される。これまで『三国志演義...

『三国志事典』には渡邉義浩の世界知がつまっている NEW

青山学院大学名誉教授の大上正美先生に、『三国志事典』(渡邉義浩著、2017年)をご紹介いただきました。 十九世紀初頭にはじめての著書を公刊したヘーゲルは、長谷川宏によれば、哲学博士の肩書をあえて「世界知の博士」と記したそうである。専門化が極端に進行し...

演義と正史を往還する事典 NEW

東京国立博物館主任研究員の市元塁さんに、『三国志演義事典』(渡邉義浩・仙石知子著、2019年)をご紹介いただきました。(刊行の直前にお書きいただいたご紹介文です。) 近年の技術革新は表現媒体の多様化をうながし、これと相呼応して物事に対する関わり方も多...