楷書・行書・草書の三体が、筆順つきで一目でわかる!
日常生活のちょっとした書き物に,書道上達のための補助に……。書道の大家による行書・草書の字例と,色刷りで見やすい筆順表示によって,美しい文字がすいすい書ける。三体の書き分け・筆順の違いも一目瞭然!
収録字は,常用漢字・人名用漢字,2997字に加え,適宜旧字体や異体字を掲載し,変体仮名も収める。手紙・はがき・のし袋の表書きや季節の挨拶のお手本付きで,年賀状書きなどに大活躍。読み索引・総画索引完備。
編集部からのメッセージ
日常生活で文字を書くことが少なくなった現代だからこそ、いざ手書きをするとなった際に、文字の形や筆順に自信のない方も多いのではないでしょうか。手で文字を書くのは、祝儀・不祝儀の際や年賀状など、改まった場面が多いもの。いざという時に、美しい文字を書くための手助けとして、ぜひこの字典をお手元に置いてご活用ください。
また、行書や草書は特に、筆順が文字の美しさに大きく影響します。本書は、楷書・行書・草書の形と筆順の違いが一目でわかるので、書道を習っている方々からも大変ご好評いただいております。
楷行草三体の筆順を示した字典は他にもありますが、多くは、1画ずつ分解して筆順を示しています。本書では、文字を分解することなく、筆順を色刷りの数字で示していますので、文字全体の形をしっかりと把握しながら書くことができます。また、充実した内容ながら、お求めになりやすい価格設定となっている点も好評です。
主要目次
総画索引
書体・筆順一覧
漢字の部
仮名の部
付録 日常生活の書
はがき・封筒の表書き
季節の挨拶
冠婚葬祭の表書き
書家紹介
田中 東竹 たなか とうちく(田中 有 たなか ゆう)
1936年東京生まれ、2011年没。東京教育大学(現筑波大学)大学院博士課程修了。西川寧に師事し、書道家として活躍。また中国古文字学、特に隷書の研究家として学術論文・訳注などを多数執筆した。日展会員、読売書法会常任理事、謙慎書道会常任理事、三鼎書道会会長などを歴任。2000年より大東文化大学書道学科教授を務めた。実践女子大学名誉教授。著書に『書道故事成語辞典』(大修館書店)がある。
小川 博章 おがわ ひろあき
1962年生まれ。大東文化大学卒業、浙江美術学院(現在の中国美術学院)進修修了。淑徳大学教授。
※書家紹介は書籍刊行時の情報です。