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2018年7月上旬
『軍服を脱いだ鷗外―青年森林太郎のミュンヘン』
居酒屋でビールの杯を重ね、カフェの女給と戯れ、友人と湖畔ではしゃぐ。自己を解放できたミュンヘン時代は鷗外の人生の中でも特異な光を放つ〈奇跡の一年〉であった。文豪の青春時代を瑞々しい筆致で描き出す。
ISBN 978-4-469-22264-7
四六判・258頁
定価: 本体2,600円+税
2018年7月上旬刊行予定
▶第二回 「第一章 非日常の世界へ」(二)/「第三章 シュタルンベルク湖」より 2018.6.25
▶第一回 「第一章 非日常の世界へ」(一)より 2018.6.15
(c)Yoshio Birumachi, 2018
著者紹介
美留町義雄(びるまち よしお)
1967年、東京都に生まれる。立教大学文学部ドイツ文学科を卒業し、同大学院文学研究科博士後期課程(ドイツ文学専攻)を満期退学。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在、大東文化大学文学部教授。森鷗外記念会評議員。専門は日独比較文学・文化研究。著書に『鷗外のベルリンー交通・衛生・メディア』(水声社、2010)がある。
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