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『麻雀の誕生』
ときは19世紀末、上海租界の花柳界を賑わせていた賭博遊戯が、やがてアメリカのコマーシャリズムに乗って世界的な大流行を巻き起こす――ルールはおろか、呼び名さえ定まっていない混乱のなかで「誕生」し「成長」したマージャン百余年の物語。
978-4-469-21356-0
四六判・258 頁
定価: 本体2,200 円+税
2016年9月10日刊行
▶はじめに
▶プレーの情景 (第三章 租界が彩る麻雀)
▶『海上花列伝』の麻雀――清一色の多面待ち (第三章 租界が彩る麻雀)
(c)Otani Michiyori, 2016
著者紹介
大谷通順(おおたに みちより)
1956年生れ。中国文学者。北海道大学大学院文学研究科博士課程中退。北海学園大学教授。
《主な著書》
著書(共同執筆):『日中文化交流史叢書[5] 民俗』(大修館書店、1998年)
訳書:ウー・ホン『北京をつくりなおす――政治空間としての天安門広場』(国書刊行会、2015年)
論文:「故宮博物院の完全なる馬吊牌 (中)」『北海学園大学学園論集』第161号(2014年)
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