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2018年6月下旬
『漱石の地図帳―歩く・見る・読む』
夏目漱石研究の第一人者が、「地理・場所」をテーマに、漱石作品の新しい楽しみ方を提示する。東京の地理に深く結びついた漱石の数々の作品を読み直し、都バスに乗ってまわる漱石文学ツアーでゆかりの地を体感する。
ISBN 978-4-469-22263-0
四六判・226頁
定価: 本体2,100円+税
2018年6月下旬刊行予定
▶第二回 「Ⅴ 都バスでまわる漱石一日ツアー」/「Ⅵ 東京を遠く離れて―地方都市・外国と自然の中で」より 2018.6.13
▶第一回 「Ⅰ 漱石が生きた『場所』」より 2018.6.8
(c)NAKAJIMA Kunihiko, 2018
著者紹介
中島国彦(なかじま くにひこ)
1946年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学学術院教授を経て、早稲田大学名誉教授。日本近代文学館専務理事。著書に『近代文学にみる感受性』(筑摩書房、1994、やまなし文学賞)、ほかに長島裕子との共著『夏目漱石の手紙』(大修館書店、1994)、共編『漱石の愛した絵はがき』(岩波書店、2016)がある。「彼岸過迄」注解(『定本 漱石全集』第7巻、岩波書店、2017)を担当。岩波書店『白秋全集』『荷風全集』編集委員。
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