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『中国学芸大事典』

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文学・思想・言語などの分野における、定評ある大事典

中国古代から現代にいたるまで、文学を主として、思想・言語・音韻・文字・目録・書画・宗教・天文・暦数・歴史・地理・音楽等の諸学にわたる11500項目の見出し語を収めた大事典。
具体的には、学術用語の解説、人物の伝記、書籍の解題、有名作品の解題、見出し項目関連論文名・参考書などにわたる。
付録として中国学芸年表・中国主要叢書内容一覧・中国年号索引・日本年号索引を付す。

項目例

あきゅうせいでん【阿Q正伝】
民国の魯迅の小説の題名。民国十年(一九二一)の作。はじめ北京の晨報副刊に巴人の筆名で連載、のち小説集、吶喊に収められた。イギリス・フランス・日本などの各国語訳がある。封建社会の農民を代表する阿Qという人間を描くことによって、旧時代における中国人の卑劣な国民性をあばき出し、それを取りのぞくことによって、中国に光明をもたらすことを念願し意図した作品。負けても勝ったと自慰する精神的勝利法、強いものには屈して抗することを知らない奴隷的敗北主義、革命が行われても革命の何者かを知らない無知さかげん、それらは、みな排撃してやまないものである。

かいりょくらんしん【怪力乱神】
論語術而第七に「子は怪力乱神を語らず」と見えている。怪とは怪異。力とは腕力、勇力で、烏獲(伝説に見える腕力の強い人物)が千鈞の鼎を持ち上げた類。乱とは臣として君を弑し、子として父を弑する類で、無秩序をいう。神とは鬼神で、人力では容易に測知し難いものをいう(王粛の注)。また怪力(道理にはずれた力)と乱神(正しくない神)の二字ずつに分ける解もある(皇侃の疏に引く晋の李充の説、及び鄭玄の注)。なお論語の「語らず」というのは、それが常の道にはずれて教化に益がなく、また言うに忍びないことであるからである。 

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